こんにちは。クク・ドンビ院長です。
ダブルフィックスデュアル切開は、目尻切開とタレ目形成を同時に行うことで、
外側の白目の面積を広げ、目の横幅を大きく伸ばす手術です。
同じデュアル切開を受ける場合でも、
特に大きな効果をご実感いただけるタイプの方がいらっしゃいます。
それがまさに、目尻の位置が高い方(吊り目タイプ)です。
目尻が大きく上がっている場合、時計の針が「10時10分」を指しているときの
短針と長針の角度に似ていることから、俗に「10時10分の目」と呼ばれたりもします。
代表的な例を挙げるとすれば、歌手のキム・ボムスさんのような目元が
イメージしやすいかもしれませんね。
このようなタイプの方々の場合は、
一般的なデュアル切開とは少し異なるアプローチで手術を進めていくことになります。
具体的には、目尻切開の骨膜固定を行う際、
従来の固定位置よりも少しだけ下方にある骨膜へと固定することで、
目尻の位置そのものを下げてあげる手法をとります。
こうすることで目尻の位置が自然と下がるだけでなく、
タレ目形成の効果もより大きく引き出すことができ、
外側の白目の露出面積もぐっと広がります。
結果として、
デュアル切開の効果をより一層極限まで高めることができるというわけです。
さらに、上がっていた目尻が下がることで、お顔全体の印象が格段に柔らかく、
やさしい雰囲気へと変わる効果も期待できます。
それでは実際に、ダブルフィックスデュアル切開とあわせて
目尻を下げる手術を行われた患者様の症例を一緒に見ていきましょう。
1人目のケースは男性の患者様です。
二重手術はご希望されず、目頭切開とダブルフィックスデュアル切開のみを
施術されたいとのことでした。
目頭切開によって詰まっていた目頭側をすっきりと広げ、
デュアル切開を通して上がっていた目尻の位置も下げて差し上げました。
目元全体の角度が以前より緩やかになったことで、
格段に柔らかくやさしい印象になられましたね。
2人目のケースは、左右ともに目尻の位置が高めではありましたが、
特に右側の目尻がより上がって見え、左右非対称が見られた患者様です。
そのためデュアル切開を行うにあたり、右側はタレ目形成を少し多めに下げ、
目尻の位置も追加でしっかりと低く調整することで、
左右の角度のバランスを整えて差し上げました。
その結果、左右のバランスが大きく改善されただけでなく、
目尻の位置もごく自然に下がった仕上がりとなりました。
3人目のケースですが、目尻の位置が高い方の中には、
時折、内側の白目と外側の白目の露出割合のバランスが崩れてしまっているケースが見られます。
こちらの患者様も、内側の白目の方が広く見える状態であり、
おおよそ6:4ほどの比率になっておられました。
このような場合には、目尻側が詰まって見え、
どこか窮屈で重苦しい印象を与えてしまいがちです。
そのため、ダブルフィックスデュアル切開によって
外側の白目の露出面積を広げて差し上げました。
上がっていた目尻の位置も同時に下げたことで、
目元全体としても格段に柔らかく優しい印象へと生まれ変わられました。
4人目のケースは、私が拝見しても
まさに10時10分の目に最も近いお目元をされていました。
術後は、強く上がって見えていた目尻の位置が大幅に改善され、
格段にやさしく、落ち着いた親しみやすい印象になられましたね。
5人目のケースですが、こちらの患者様は目尻の位置が高めであると同時に、
外側の白目の面積が内側よりも狭い状態のお目をされていました。
デュアル切開を通して外側の白目の露出面積を広げ、
同時に目尻の位置も下げて差し上げたところ、白目の比率もより理想的なバランスへと整い、
全体的に柔らかくすっきりとした目元が完成いたしました。
上記でご紹介した5名の患者様のように、目尻の位置が高いタイプのお目をされている方は、
同じデュアル切開を受けるにしても、得られる変化の振れ幅がより大きくなるケースが多いです。
また、必ずしも「目尻が大きく上がっている」わけではなくても、
ワンちゃんのような、より愛らしく柔らかい印象を目指したい方であれば、
目尻の位置をコントロールする手法を考慮してみる価値は十分にあります。
目頭切開はやりすぎてしまうと目と目の間隔が狭くなりすぎたり、
不自然に見えてしまったりすることがありますが、目尻側に関しては、
詰まっていれば詰まっているほど「目の大きさ」という面においては
損をしてしまっているケースが多いと私は考えております。
もちろん、すでに十分な切開がなされている状態から
無理に追加で広げようとするのは過剰になりかねませんが、
まだ本格的な目尻切開・タレ目形成術を受けられたことがない方であれば、
上記の症例のように十分な満足のいく変化をご期待いただけます。
特に目尻の位置が高い方であれば、同じダブルフィックスデュアル切開を行ったとしても、
目の大きさ、白目の露出度、そして印象の改善に至るまで、
多様な面でより一層大きな効果をご実感いただけることが多いです。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!