目の再手術のカウンセリングにお越しになる方々の中で、最も心配が大きく、
最初の手術に対するトラウマを強く抱えていらっしゃるのが、まさにハム目のケースです。
その理由はいくつもあります。
まず、第一手術の最終結果が
太く不自然なハム目ラインとして残ってしまったという点もありますが、
それ以上に「ハム目の再手術は、目の再手術の中でも特に難易度が高い」
というお話をよく耳にされてきたからでもあります。
ですが、何より一番大きな理由は初手術の直後の記憶にあるのではないかと思います。
最終結果がハム目になってしまったということは、術後初期の回復期に腫れがあった頃は、
今以上に遥かに太く、重苦しく見えていた可能性が高いはずです。
当時は鏡を見るたびに「いつになったら落ち着くんだろう」という
祈るような思いで待ち続けていたのに、どれだけ時間が経っても
結局ハム目のまま残ってしまった……という辛い経験をされたわけです。
そのため、多くの方が「目の手術というのは、本来あそこまで腫れるものなんだ」と思い込んでしまい、その時の記憶が長年にわたってトラウマとして
強く残ってしまうケースが少なくありません。
「腫れさえ引けば綺麗になる」という言葉を信じて待ち続けたのに
理想の結果が得られなかったからこそ、
再手術を決断すること自体、容易なことではないのです。
だからこそ、カウンセリングをしておりますと、 「再手術は最初の手術よりもっと腫れるんじゃないですか?」 「今回もまた、長い間痛々しい見た目で過ごさなければならないのでしょうか?」 といったご質問を本当に数多くいただきます。
ですが、実際の経過は少し異なります。
ハム目の再手術は、そのほとんどが既存のラインよりも幅を低く調整する方向で進められ、
同時に二重ラインの下に残っている厚みのある組織をすっきりと薄く整理する過程も伴います。
さらに、ここに目つき矯正を併せて行うケースが多く、二重の部位が自然と圧迫固定されるため、
再手術であるにもかかわらず、むしろ最初の手術の時よりも
腫れが格段に少ない場合がほとんどなのです。
個人差はございますが、少ない方でも約2倍、
多い方では3〜4倍ほど腫れが少ないと感じられる方が多くいらっしゃいます。
そもそも、二重整形後に生じる腫れの多くは、
二重ラインとまつ毛のキワ(目頭〜目尻のライン)の間のスペースに発生します。
しかしハム目修正では、既存よりもラインを低く設計することで、
そのスペースの縦幅自体を通常半分程度にまで縮小するデザインを行います。
腫れるスペースそのものが狭くなれば、それだけ腫れが溜まるボリュームも一緒に小さくなるため、
回復プロセスにおいて明確な差が出てくるのは当然のことと言えます。
もちろん、どれだけ言葉でご説明するよりも、
実際の経過写真をご覧いただくのが最もご理解いただきやすいかと思います。
抜糸を行う術後5〜7日目あたりは、まだダウンタイムの中で
最も腫れが残っている時期であるにもかかわらず、
多くの方が「すでに術前よりもラインが薄く・狭く見える」状態になられています。
そして1ヶ月も経てば、ほとんどの方が非常に自然な目元へと
回復されていることをご確認いただけます。
症例写真をご覧いただく際は、「術前の太いハム目ラインが、最初の術後初期にはどれほど強く腫れていただろうか」という点に思いを馳せていただきながら、抜糸直後の写真と見比べてみてください。
そうしていただければ、なぜ私が「ハム目再手術は初手術のときよりずっと腫れが少ない」と
お伝えしているのか、きっとご納得いただけるはずです。

(手術前 / 手術後)

(手術前 / 5日目 抜糸直後 / 3ヶ月経過)
(手術前 / 5日目 抜糸直後 / 7ヶ月経過)
(手術前 / 5日目 抜糸直後 / 1ヶ月経過)
(手術前 / 5日目 抜糸直後)
(手術前 / 5日目 抜糸直後)
初手術での苦い経験から、再手術に踏み切れず悩まれている方が本当にたくさんいらっしゃいます。
今回は、そんな不安を抱える皆様に少しでも勇気をお届けできればと思い執筆いたしました。
ハム目になってしまった二重ラインはしっかりと修正することができますし、
最終的には生まれつきのような自然なラインを取り戻すことが可能です。
それだけでなく、ダウンタイム中の腫れも初回の手術より少なく、
思いのほか楽に経過することが多いという点もぜひ知っていただきたいです。