こんにちは、クク・ドンビ院長です。
今回は、幅の太いハム目と、左右で目を開ける力が異なる
左右非対称な眼瞼下垂をあわせ持っていた患者様の手術を担当いたしましたので、
症例写真をご覧いただきながらそれぞれの問題を
どのように改善したのか解説していきたいと思います。
こちらの方は13年前に切開法、
目つき矯正、目頭切開を受けられた方で、
当時は二重ラインが約11mmという高い位置に設定されていました。
左目は比較的目を開ける力が保たれていたため
11mmの広いラインをある程度消化できていましたが、
右目は開眼力が不足していたことで
ハム目感が一段と強く、左右差も
より一層目立っている状態でした。
また左目についても
二重ラインの下側に
ややぷっくりとした膨らみが残っていたため、
そのハム目部分を改善しつつ、
ライン幅自体も今より
少し低く修正することをご希望されていました。
手術前/手術後5日目(抜糸直後)
既存の11mmのラインを
9mmへ低く修正するデザインを行い、
その間に余る約2mmの皮膚を切除する
「皮膚切除法」にて手術を進行いたしました。
ライン下側のぷっくりとしたハム目部分も
同時に除去させていただき、
左右非対称な目つき矯正を通して左目は控えめに、
目を開ける力が弱かった右目は
よりしっかり補正をかけることで
左右のバランスを整えました。
抜糸を行った5日目のお写真をご覧いただくと、
ハム目がきれいに改善され、
左右差のあった眼瞼下垂も
しっかりと整っている様子をご確認いただけます。
以前もお伝えいたしました通り、
ハム目修正の再手術はラインを下げ、
ハム目部分を除去し、目つき矯正を同時に行うことで、
再手術でありながら初回の手術よりも
腫れが格段に少なく抑えられるケースが多く見られます。
こちらの方も腫れはほとんど見られず、
軽度の内出血が薄く広がっている程度でした。
手術前から眼瞼下垂を補うために
目元へ力が入る癖があったため、
お写真でもやや力みが見られる状態です。
また、目つき矯正は時間の経過とともに
徐々に組織が馴染んで自然な開き具合へと変化していくため、
術直後の時点でこれくらいしっかり目が開いていれば、
1ヶ月目の経過では非常に
満足度の高い仕上がりになることが予想できました。
さらに、元々開眼力が弱かった側の目は
回復過程でわずかに後戻りが生じやすい傾向にあるため、
その変化まであらかじめ計算に入れた上で、
右目の目つき矯正を
ほんのわずかに強めで高めに設定して矯正を行いました。

1ヶ月目の経過を見ると、
はるかに自然になじんだ状態でご来院いただきました。
このように、患者様お一人おひとりの開眼力の違いや
回復過程での変化まで緻密に計算して設計することで、
再手術であっても傷跡を抑えながら
美しく対称的な目元を作り出すことができます。
幅の広すぎるハム目や左右不揃いな目元でお悩みの方は、
決して一人で悩まず、ぜひ一度当院にご相談ください。